治療の選択肢の広がりに大きな期待

金沢大学附属病院脳神経内科・小野賢二郎教授「今回の患者さんに効いたからといって全てのアルツハイマー病の患者が同じ経過をたどるとは限らない。今、2剤ある、臨床例の蓄積中でこれから明らかになっていく」

金沢大学附属病院では「レカネマブ」とあわせてこれまでに130例ほどの投与を行っています。

今回、「ドナネマブ」での効果を確認できたことでアルツハイマー病に対する治療の選択肢の広がりに患者や医療関係者から大きな期待を寄せています。