早期のアルツハイマー病の進行を遅らせる効果が期待される治療薬「ドナネマブ」の投与を1年間、金沢大学附属病院で受けていた70代の女性に薬の効果が確認されました。

新たな治療方法に大きな期待が寄せられています。

金沢大学附属病院脳神経内科・小野賢二郎教授「これが1年後このあたりとか全部消えているアミロイドが除去されて認知機能や日常生活動作も1年間保持されていたと考えたいと思っています」

金沢大学附属病院で1日行われた経過説明。白山市に住む70代の女性は全国で初めて2024年11月からアルツハイマー病の治療薬「ドナネマブ」の投与を続けてきました。

投与期間が1年を過ぎたため、担当する脳神経内科の小野賢二郎教授から説明を受けました。