きょう1日取材していた間は、ほぼ全ての人がマイナ保険証を利用していました。
しかし、中には「情報漏えいが怖いので、できれば使いたくなかった」と話す人もいました。

今年10月時点で、鹿児島県内のマイナ保険証の利用率は44.66%です。全国で5番目に高い水準で、全国平均の37.14%を上回っています。
(松崎キャスター)それでも、まだ半数以上の人がマイナ保険証を利用していないということですよね。

(岡田キャスター)そうなんです。こうした中でも、あす2日から新たな保険証は発行されず、マイナ保険証に移行します。ただ、マイナ保険証を持っていなくても、すでに届いている「資格確認書」で、これまで通り医療機関を受診することができます。

厚生労働省はマイナ保険証のメリットとして、▼過去の薬や診療データに基づくより良い医療が受けられる、▼突然の手術・入院でも手続きなしで高額な支払いが免除されること、などを挙げています。

県国民健康保険課の坂東利治課長は、「従来の保険証でも暫定的に今年度いっぱいまでは受診できるので安心してほしい。医療機関でのサポートもあるので、不安な方も一度マイナ保険証を使ってみてほしい」と話していました。














