バレーボールVリーグのフラーゴラッド鹿児島は、先月29日・30日、今季初のアウェー連戦で、両試合ともストレートで勝利しました。

西地区首位をキープし、Vリーグ連覇へ向けて勢いにのっています。

現在、国内のバレーボールリーグはSVリーグとVリーグの2部制となっています。

フラーゴラッドは、Vリーグの西地区に所属しています。国内最高峰のSVリーグは現在、10チームで構成されていますが、来シーズンは2チーム増え、12チームとなります。

そんな中、先週、フラーゴラッド鹿児島は、SVリーグのライセンス交付をリーグに申請しました。その狙いを、小園康夫代表に聞きました。

(フラーゴラッド鹿児島・小園康夫 代表)「SVリーグチェアマンが2回鹿児島に来て、鹿児島のファンの熱量は全国トップレベルだと。SV申請を出してチャレンジしてみてはどうかという後押しがあった。申請が通るか壁は高いが、チャレンジしたい」

SVリーグのライセンス基準では、5000人が入場可能なホームアリーナが必要など、厳しい条件となっています。フラーゴラッドはこの条件をクリアしていませんが…

(フラーゴラッド鹿児島・小園康夫 代表)「人口5万人以下の街に5000人のアリーナは絶対にいらない。では、5万人いない街ではプロチームは持てないのか?それは日本のスポーツや地域の発展にそぐわない。
バーチャル観戦も含めて、持続可能なクラブ運営が可能になるように、観客5000人という数字はクリアすると申請で伝えたい」

鹿児島プロスポーツ初の国内最高峰リーグ入りを目指すフラーゴラッド。来年4月までにはライセンスの判定結果が分かるということです。