適切な市場競争や独占禁止法など、ビジネスのルールについて知ってもらう「公正取引ウィーク」が1日から始まりました。

この取り組みは、公正取引委員会の役割に加え、独占禁止法や下請法といった法律への理解を深めてもらおうと、大分県内で初めて実施されます。

県庁で1日開会式が行われ、公正取引委員会事務総局九州事務所の大矢一夫所長が「大分の公正な取引の保護に貢献したい」とあいさつしました。

このあと、大分大学の学生9人がイベントのサポーターに任命され、委嘱状が交付されました。

(学生)「これまではこういう公正取引委員会の活動がなかったということなので、しっかり大分県内でも公正取引委員会の活動を広げられるようにサポートしていきたい」「高校生など私たちよりも下の世代にもつなげていきたい」

公正取引ウィークは12月5日までで、期間中は法律や事例を学ぶセミナーや、中高生向けの独占禁止法教室が開かれる予定です。