青森県八戸市根城にある推定樹齢650年の大イチョウが近年、弱ってきていたため、地元の中学生が土壌改良しました。

土壌改良が行われたのは、八戸市の史跡根城の広場にある大イチョウです。

推定樹齢は650年、高さは20m以上あり、市の保存樹木に指定されていますが、数年前から根が腐るなどして衰えてきていました。

このため、11月29日は地元の中学生とボランティアガイドなど18人が土壌改良に取り組み、木の周りに穴を掘って「肥料」や「炭」などを混ぜた土を埋め戻しました。

生徒は
「根がたくさんあって、細かいものもたくさんあったので、丁寧に傷つけないようにがんばりました」

生徒は
「(大イチョウは)根城の大切なシンボルだと思っています。これからの世代のみんなに見てほしい」

地域のシンボルである根城の大イチョウは少しずつ回復の兆しをみせていて、治療は2026年以降も続けられる予定です。