容疑者逮捕にもつながる似顔絵の技術を磨こうと、香川県警の警察官らを対象にした講習会が開かれました。


講習会は事件現場に出る警察官らに、捜査に必要な似顔絵の技術を身につけてもらおうと毎年開かれているものです。


「なにしよん?」「絵の練習してるのか」

今回は突然乱入した不審者の特徴を描く、実践的な講習も行われました。

似顔絵は自分が見たイメージや目撃者の情報から、写真より特徴が強調される点などが捜査に有効とされています。

参加した警察官らは、わずかな時間に見た特徴を思い出しながら描いていきました。

(参加した警察官)
「なかなかぱっと特徴をとらえるというのが難しい。とらえて1個か2個」

「瞬時に特徴を犯人検挙に結び付くような特徴を見つけられたらと思います」


香川県警は今年21件の似顔絵を作成し、そのうち1件が容疑者の検挙につながっていることから、今後も技術の向上を図りたいとしています。