マンション高騰「4つのリスク」

マンション高騰により、以下4つのリスクが考えられます。
(1)住みたい場所に住めなくなる
都心部のマンションに手が届かない場合、通勤可能な郊外に、さらに遠くに…といったように選択肢が狭まっていきます。
(2)賃貸物件の家賃値上がり
不動産価格が高くなると、固定資産税や都市計画税などの税金も上昇。その結果、不動産オーナーは「コストアップ分家賃を上げよう」と考えざるを得なくなります。ただ、家賃については売買価格ほどの上げ幅ではなく、さらに法律で借主は手厚く保護されます。
(3)マンション管理が荒れる
マンションが投資目的で購入され実際に住まない人が増えると、管理費など滞納の督促が困難となり、建物の維持管理方法などを総会で決めるのが困難になります。その結果、管理・修繕に影響が。
(4)街そのものが荒れる
マンションの管理・修繕が不十分だと、治安悪化につながる可能性があります。また、住む人が頻繁に入れ替わると地域コミュニティの維持が難しくなり、災害発生時などにおける住民同士の連携が難しくなるといった問題も生じます。














