ショーの「要」はドローンの制御担当者

 イベントの前日。500機のドローンを一台一台、慎重に、向きをそろえて置いていきます。

 ドローンの操縦は手動で行いません。動きをデータ化してあらかじめドローンに転送しておき、自動で飛行させるのです。そのため飛ばす前の位置が少しでもずれていると、データを正しく機体に転送できず、うまく飛行できなくなってしまうといいます。

 (「レッドクリフ」ドローンオペレーター 中村祐晟さん)「整列した状態で0番から499番まで番号を割りふっている。ずれていると番号が飛んだりするので、そういった事故がないように」
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 ドローンの制御を担当するオペレーターの中村祐晟さん(21)はまさに「ショーの要」。10月に閉幕した大阪・関西万博でのショーの演出にも携わりました。
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 リハーサルでは本番さながら、安全にフライトできるかテストします。

 (「レッドクリフ」ドローンオペレーター 中村祐晟さん)「アニメーションはシミュレーションどおり、問題ない」