政府の物価高対策の一つとして想定されている「おこめ券」
そんな中、熊本県高森町は独自の「お米券」を配布すると発表しました。県内の自治体としては初めての取り組みです。

高森町 草村大成町長「12月の頭くらいからやらないと逆に意味が
ないんじゃないかなと」
高森町は、新米が流通した後もコメの価格が高止まりしているとして、町民の経済的負担の軽減などを目的に「お米券」を独自に配布します。

期間は12月から来年3月までの4か月間で、希望する全ての町民に毎月1500円分が配られます。
町の担当者「高森町公式LINEクーポンでの発行としていますが、役場窓口で紙のお米券も交付できる」
配られる「お米券」は町内の店で、国産米に限り使うことができるということです。

町民「安く買えるのはいいこと。子どもがたくさんいる家庭は
助かるんじゃないかな」
町の農家「その分利益があると思う。農家のためにはいいと思う」
政府の物価高対策として、同じような券の配布も想定される中での町独自の取り組みです。
高森町は8割ほどの町民の利用を見込み、事業費として約2800万円を計上しています。














