マイナ保険証にも期限はある? 「電子証明書」の有効期限に注意
高柳キャスター:
マイナンバーカードには有効期限というものがありますが、マイナ保険証にも有効期限があるんでしょうか?

長谷川記者:
マイナンバーカードには「電子証明書」の有効期限があり、発行から5年となっています。この有効期限が切れると、マイナ保険証としても使うことができなくなります。
電子証明書の有効期限が切れたとしても、3か月後の月末までは健康保険証として利用することが可能ですが、更新のお知らせが届いた場合には、早めに更新をした方がいいと思います。
高柳キャスター:
一方、マイナ保険証がない人に渡される「資格確認書」はいつまで使えるんですか?

長谷川記者:
「資格確認書」はマイナ保険証を持っていない人に自動的に送られてくる「健康保険証の代わり」となるもので、これは加入している保険組合などが期限を設定することになっていて、有効期限は最長5年となっています。
75歳以上の人はマイナ保険証の有無にかかわらず、全員に資格確認書が送付されていて、2026年7月まで使用できるということになっています。
どちらも、期限が切れたあとどうなるのかは、現時点では決まっていないということです。
高柳キャスター:
マイナンバーカードを見て、「新たにマイナンバーカードを作ろう」という方や「マイナ保険証に切り替えたい」という方もいるかと思います。
どういった形でマイナ保険証を作ればいいのでしょうか?

長谷川記者:
まず、すぐにできるのは、▼マイナポータルに自分でログインして紐付けるというやり方です。もう一つは、▼医療機関にマイナンバーカードを持っていき、顔認証付きのカードリーダーでその場で登録するというやり方もあります。
出水麻衣キャスター:
家にパソコンなどがない方は、マイナンバーカードを医療機関に持っていくと、マイナ保険証を作ってくれるということですね。
長谷川記者:
そうですね。医療機関の顔認証付きカードリーダーで登録するのが一番簡単なやり方だと思います。
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<プロフィール>
長谷川美波
TBS社会部 厚生労働省担当
医療や介護の分野などを取材
寺田明日香 さん
陸上100mハードル 元日本記録保持者
東京五輪で準決勝進出
“ママアスリート”の先駆者














