辰野町の職員が空き家バンクへの登録を依頼された物件を、個人的に売買し不正に利益を得ようとしていたことが分かりました。町は職員を懲戒免職とし告訴する方針です。

町によりますと、不正があったのは今年3月まで空き家バンクを担当していた40代の男性職員です。
職員は去年6月町内の住宅を空き家バンクに登録してほしいと持ち主から依頼されました。

しかし、職員は登録をしなかった上、希望額では買い手がつかないと、うそをつき持ち主に150万円での購入を持ちかけました。
職員は今年3月に住宅を買い取ったあと、すぐに知り合いの会社と賃貸や売却の契約を結び最終的に520万円を不正に得る予定だったということです。

今年8月に外部から町に情報提供があり不正がわかったもので、職員は事実関係を認めているということです。
町は職員を懲戒免職とし警察に告訴する方針です。














