地衣類の能力を吸い取ったクロカビがキャラ変!?
そこで、牧教授が考えたのが「クロカビのキャラ変」です。
仮説としてはこうです。
地上の地衣類が少しずつ砕けて空気中を浮遊するなかで、上空で多数を占めるクロカビがそれを取り込み-5度程度で凍りつく能力を獲得。本来は-15度で凍るクロカビがいわば「キャラ変」をして上空の比較的高い温度の高度で雲を作り出す。

近畿大学理工学部・牧輝弥教授「(上空で)8割を占めるクロカビが、もしかしたら地衣類を吸い取りながら飛んでいたら、本当は8割全部能力をもっている可能性がある」














