長野県小諸市のクリーニング業「東京洗染」は11月14日、横浜地裁相模原支部から破産手続き開始決定を受けました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、クリーニング業の東京洗染は、2004年に設立され、小諸市にクリーニング工場を構え、一定の営業地盤を構築していました。

しかし、新型コロナの影響により、来店客の数が減少し、2024年4月期の売上高は1億1000万円まで減少したほか、赤字決算が続き債務超過に陥っていました。

その後、神奈川県相模原市でクリーニング工場の稼働を開始するなど業績回復を試みたものの、赤字からは脱却できず、資金繰りのひっ迫により2025年7月末に事業を停止していました。

負債の総額は1億2300万円ということです。