少女の出身地へ 祖母が語った悲痛な思い
私たちは少女の出身地、タイへ向かいました。
記者
「バンコク市内から車で約5時間走ってきましたが、この先に少女が住んでいた村があるということです」
クーラーのない木造の小屋。少女はここで祖父母と妹の4人で暮らしていました。
祖母は事件について…

少女の祖母
「(少女の母親は)私たちのためにお金を稼いで食べさせてくれた。怒る理由がありません」
少女の母親は、少女の祖父母を含め、家族の生計を一人で支えていたといいます。
少女の祖母
「母親は『子どもも育てなくてはいけないし、大きくなってきているから頑張って稼がなきゃ』と言っていた」
現地で人身取引の被害にあった女性や子供を保護する団体も、「貧困」が理由の一つだと話します。

パウィーナ・ホンサグン子供女性財団 パウィーナ代表
「海外に出稼ぎに行く人は、100パーセント“貧困が理由”で行くでしょう」
これまでに日本や台湾、ベトナムなどに、27回の渡航履歴があったという少女の母親。どうやって日本に出稼ぎに来ていたのでしょうか?














