「性労働をしてほしい」 女性を脅かす“人身取引”
こうしたSNSの求人に応募し、人身取引の被害にあった女性も。タイ東部のチョンブリー県に住む30代の女性。

人身取引の被害女性
「自分自身を振り返ってしまいます。12歳の少女がどんな扱いを受けていたかを考えると…」
女性はシングルマザー。「マッサージ店の接客」と言われ、友人2人と共にミャンマーに出稼ぎに向かいましたが…
人身取引の被害女性
「目的地に向かう途中、ブローカーから『性労働をしてもらえませんか?』というメッセージが届いたんです。意味がよくわからなくて、『具体的にどういうことですか?』と聞いたら、『中国人客相手に性的サービスをする』と答えたんです」
1か月ほど働き、女性は脱出を決意。ブローカーから逃げ回る生活を送り、助けを求めた結果、無事、被害者団体に保護されました。
約束のなかった仲介手数料など、多額の金銭も要求され、身も心もぼろぼろになったと女性は話します。

人身取引の被害女性
「逃げたら殺すぞと脅されました。食べることも眠ることもできませんでした」














