県は県庁や合同庁舎などの窓口と電話の対応時間を、1時間余り短縮する取り組みを試験的に25日から始めました。
宮入キャスター:
「県は窓口や電話の対応時間の短縮を始めました。時間外の電話対応はきょうから自動音声を流しています」
県庁でもこの日から窓口と電話の対応時間が、午前9時から午後4時半までになりました。

これまでは午前8時半から午後5時15分まででしたが、試験的に1時間15分短縮します。
コンプライアンス・行政経営課丸山俊樹(まるやまとしき)課長:
「これまでは勤務時間と受付時間が同じため、窓口開閉にともなう業務を勤務時間外に行わざるを得ない状況でございました」
今回の短縮は、職員の時間外勤務の削減や、業務に専念できる環境作りが目的で、短縮で生まれた時間を使って朝の会議を定例化するなど、情報共有や連携強化につなげたいとしています。

対象は県庁のほか、10の合同庁舎など県の関係機関で、災害時など、緊急の場合は時間外も受け付けるとしています。
コンプライアンス・行政経営課丸山俊樹課長:
「職員の働き方を変革し、結果として県民の皆様へのサービス向上につなげていきたいと考えています」
県によりますと、窓口と電話の対応時間の短縮は都道府県では初めてで、2026年3月末までの試行期間を経て4月から本格導入を目指すということです。














