▼徐々に明らかになる安倍元総理がターゲットになった理由

 山上被告の母親は旧統一教会に入信し、多額の献金を繰り返し破産。一連の犯行は旧統一教会への恨みが動機につながったとされてきました。

 そして、25日に開かれた裁判。被告人質問で、最初は旧統一教会幹部への襲撃を狙っていたが、その後、安倍元総理がターゲットになったいきさつが徐々に明らかになりました。

 (弁護人)「韓鶴子(ハンハクチャ)総裁襲撃など、なぜ一線をこえようと?」
 (山上被告)「名称変更で何の問題もない団体かのようになった。でも教会信者にとって統一教会は絶対。母は献金のおかげで、(自殺した)兄が天国で幸せに暮らしていると思っていた。ハッピーエンドじゃないですか」