なぜ神戸でプロチームを立ち上げた?

 黒澤さんが奮闘する理由。それは自分を育ててくれたアイスホッケーへの恩返しだといいます。

 黒澤さんは青森県八戸市出身で地元ではプロの試合もありアイスホッケーは身近でした。小学校3年生から競技をはじめ、国内のプロチームのほか、カナダやアメリカでもプレーしました。

 (スターズ神戸・社長 黒澤玲央さん)「アイスホッケーのチームを作りたいというのが多分、その話を大学の時に同じ仲間と一緒にしている時から、ちょっとずつ(気持ちが)出てきたんだなというのは、今考えるとあります」

 現役を引退後、サッカーのヴィッセル神戸などでスポーツビジネスの経験を積み、住まいも神戸に構えました。関西はアイスホッケーに馴染みが薄い地域ですが、大好きなスポーツの魅力を多くの人に知ってもらおうと、プロチームの立ち上げを決意しました。

 (スターズ神戸・社長 黒澤玲央さん)「国内トップレベルの試合を見たことがない方が99.9%だと思うんですよ。そういう方が初めて見る機会ができるのはチャンスだなと思っているので。ぜひ、クラブを応援していただけるような方に見に来ていただきたいと思います」
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 ホーム開幕戦まで3週間を切りました。黒澤さんたちは地域のスポーツイベントに参加したり、商店街でポスターを貼ったりと、少しでも会場に来てもらうためPR活動に走り回ります。

 (スターズ神戸・社長 黒澤玲央さん)「皆さん見にきていただければ大変ありがたいなと思います。イケメン選手ぞろい、粒ぞろいですので、よろしくお願いします」