「元々追い込む気はない」岡田氏の意図と高市答弁の乖離

「存立危機事態」とは、2015年、安倍政権が集団的自衛権に基づいて限定的に武力行使が許される事態として設定したものです。
それは「日本の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態」に限られます。

立憲民主党 岡田 元外務大臣
「私としては(存立危機事態は)限定がかかった場合に適用される話だということを高市総理に確認したかった」
――「どう考えても存立危機事態になり得るケース」という答えが出たとき、予想外のことが返ってきた?
「びっくりした、ちょっとまずいなと。(限定的とは)逆に答えちゃったので、対外的にいろんな影響が及ぶだろうと」
高市総理の思いもよらぬ発言が出た後の、自身の対応については…
立憲民主党 岡田 元外務大臣
「かなり危ない発言だと思ったから。突っ込んでいったら、かなり厳しいやり取りになって、引っ込みつかないでしょう」
「元々追い込む気はないので。『存立危機事態は限定されています』と、そういう答弁を取ろうと思ってやっていたことなので」
そもそも、存立危機事態に当たるかどうかが議論された「台湾有事」とは何でしょうか。














