新潟県民6割「条件は整っていない」再稼働めぐる賛否拮抗

東電は、今回の原発一基の再稼働で、年間約1000億円収益が増える見込みです。

しかし、柏崎刈羽原発では2025年6月、東電社員がテロ対策に関する秘密文書を不正にコピーし、保管していたことが分かっています。

事故でふるさとを失った福島の人にとって、再稼働は複雑です。

街の人(福島・大熊町)
「自分たちが今まだ帰還困難区域や立ち入れない場所がある。苦しみをまだ背負ってる中での再稼働は、よほど覚悟してやるんだろうな」

街の人(福島・双葉町)
「腹立つ部分、言いたいことはあります。でも前を向いて進む。そういう部分で考えれば、活用できるものは(する)」

新潟県が行った県民の意識調査でも、6割の人が「現時点で再稼働の条件は整っていない」と回答するなど、賛否が拮抗しています。

【意識調査「再稼働の条件は整っている」】
「そうは思わない」「どちらかと言えばそうは思わない」
→新潟県民60%が回答

街の人(新潟・柏崎市)
「エネルギーなしで、電気なしで生活できる覚悟があればいいけど、そうでなければ(再稼働は)仕方ないんじゃないですかね」

電力は新潟で使われることなく、首都圏を中心に送られます。都内の人たちは…

街の人(都内)
「(新潟で)使われないんですか」
「再稼働はやむなしと思いますし、電気代下げるにも必要でしょうし」
「東北の地震あとから、すごく怖い思いをしてきて、いいのかなっていう感じはします」

知事の判断が県議会で了承されれば、早ければ2026年1月にも再稼働できる可能性があります。