「結婚して、人生をやり直そう」智紗都さんに断られると一転、殺意に
加害者の男は人生をやり直したいと考え、やり直す相手に智紗都さんを選んだ。
米村州弘さん
「しかし考えてみてください。20歳の娘が私よりも当時1つ年上の49歳の男性から『結婚して、人生をやり直そう』と言われても『分かりました。結婚します』という女の子がいると思います?」
当然、智紗都さんは断った。
米村州弘さん
「しかし人間というのはおかしいんですよね。特に殺人を犯すような人というのは、その断ったことが殺意になってしまったんです」
男は智紗都さんと結婚しようと言いながら、奥さんと離婚していたわけではなかった。
米村州弘さん
「さっき言いましたように、『僕がちいちゃんを殺した』と22年経った今でも思っているのは、『パソコンさえ買い与えなければ』という思いがとても強いんです。パソコンを買わなければ、ちいちゃんと加害者が結びつくことがなかった。知り合うことがなかった」














