飲み会支払いのホンネは?

株式会社リクルートが行なった「お酒を飲む人・飲まない人の意識調査」では、理想的な会計の仕方について、飲む人と飲まない人に分けてアンケートを行っています。

【お酒を飲む人】
完全に割り勘・・・23.1%
食事代は割り勘でお酒代は分担・・・25.2%
飲んだ人が多めに払う・・・45.7%

【お酒を飲まない人】
完全に割り勘・・・33.3%
食事代は割り勘でお酒代は分担・・・26.0%
飲んだ人が多めに払う・・・26.0%

飲む側も「飲んだ人が多めに支払うべきだ」と思う人が多く、飲まない側も「飲み物代は相応にしたい」という人が過半数を超えていることが分かります。

若林有子アナウンサー【飲まない派】:
基本は楽しければ気にしないんですけれど、隣で日本酒の飲み比べとかが始まると「ん~?」みたいな気持ちになって、「スイーツでも食べといたろかな」みたいな“大阪人魂”が出てきます。そこで取り返すぞみたいな気持ちはちょっとありますね。

皆川玲奈アナウンサー【飲まない派】:
お酒を飲む人が多めに払うのは当然だと思ってます。
飲み比べとか始まっちゃったら「私のこの時間は?」っていう気持ちになるじゃないですか。ソフトドリンクもせいぜい飲んで3杯ぐらいですよ。多めに支払ってもらう、かつ食事のメニューの手綱は自分で握ります。好きなものを自分で頼みます。

弁護士 八代英輝【飲む派】:
僕は飲むので、飲まない人には気を使って「半額」とか、かなり差をつけます。
検査の関係でしばらくノンアルコールで参加していた時期があるんですけど、飲む人たちって何回も同じこと言ってて、全然面白くないんですよ…。その地獄を見たので、余計差はつけたほうがいい。来てくれるだけでありがたいと思います。

求められるのは「幹事の仕切り力」

ホットペッパーグルメ 外食総研所長の田中直樹氏によると、今後は「飲まない人も納得の飲み会」が不可欠。
料理・空間・会話重視のシーンが増え、“酒ありき”から、“食と時間を共有する場”にシフトしていくのでなないかと見ています。

▼飲む人・飲まない人の把握
▼事前に全員が納得できる支払方法を提示する
▼全員の満足度の高いお店選び(料理多め・ソフトドリンク多めなど)

など、幹事の仕切り力が求められていきそうです。

(ひるおび 2025年11月20日放送より)