第三者委員会によるセクハラ認定、2度の不信任可決で失職した古謝景春前南城市長。11月19日の会見で、新たに女性への「二次加害」疑いが浮上しました。被害女性を誹謗中傷するSNS投稿に、古謝氏自らが「いいね」を押していた事実を記者が追及。人権感覚が問われた緊迫の質疑応答全文を公開します。
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11月19日、失職後初めてとなった会見は元々、古謝氏自身の人権救済を求めるとして設定されました。序盤の20分あまり、古謝氏側は、第三者委員会によるセクハラ認定は「違法」、不信任の採決を繰り返した議会は「異常」、市長の追及を続けた報道は「不公平」だと主張し、近く日弁連に人権救済を申し立てると明らかにしました。
一方で、記者団との質疑応答では、古謝氏支持派からの被害女性への誹謗中傷がエスカレートしていることに対する見解も問われましたが、頑なに見解を述べず、古謝氏の口からは女性を直接中傷する言葉も飛び出しました。
◆会見 質疑応答のポイント◆
1. まず「人権救済」を求めるが裁判も諦めていない
2. セクハラ被害訴えた女性は嘘をついていると非難
3. 女性を誹謗中傷する人の投稿に「いいね」で加担














