過去には他国とライセンス契約の話も…

井上貴博キャスター:
農家の皆さんなどが、丹精込めて作った日本の宝をどうやって守っていけば良いのでしょうか。

シャインマスカットをめぐっては、農水省が2025年9月に、ニュージーランドでのライセンス契約(生産許可)を検討していたという話もありました。

これについて小泉進次郎 前農水大臣は、「適切な契約の元での海外ライセンスは、日本のシャインマスカットの正当性を主張する一つの手段である」としていました。

一方で山梨県の長崎幸太郎 知事は、「国内の産地からの輸出環境が整うまでは、やめていただきたい」としていました。

出水麻衣キャスター:
農家の皆さんとしては、輸出をこれから推し進めるという意味でも、ライセンスはちょっと待ってほしいということなのでしょうね。

実際にフリマサイトを見ても、いくつか売られているのがありますよね。

井上キャスター:
ライセンスの収益によって農家の皆さんが潤う、というビジネスモデルはとても良いことだと思うのですが、農家や地元の皆さんにしっかりと説明するという大前提は必要ですよね。