東南アジアへの代替も視野に

中国側との商談で決まったものについては、ベトナムやタイ、インドネシアでの加工も進めています。今までも言ってきたことですが、中国はこうした国々で代替している部分もあります。
ただ、中国がさらに厳しい条件を出してくる可能性もあります。本当に、商談は密を重ねなければならないと思います。
冷凍貝柱、いわゆる玉冷と言われるもので大体200トンぐらいです。私たちの扱いが全体で約1,000トンだった時の5分の1という形でしたから、やはりそれなりの規模でした。

値段を考えれば、中国への輸出を選ぶところが多いと思います。でも、値段だけではないんです。依存することによって、こうしたイレギュラーな事態が起きる。ここまで理不尽な部分はなくても、為替リスクなどもあります。
だからこそ、2割までだなと自分で決めていたんです。それ以上にするつもりはありませんでした。若干の前後はありますが、その比率を今後は本当に、再開になっても2割に戻すつもりはありません。














