いわゆる台湾有事の高市総理の国会答弁に中国政府が反発を強めるなか、北海道は、渡航自粛などへの対応を話し合う緊急の会議を開きました。

北海道は、20日、担当部署の局長らが緊急の会議を開き、道内への影響について情報を共有しました。

道内では、新千歳と中国本土を結ぶ中国の航空会社7社で利用客の一部にキャンセルが出ているほか、道内の一部のホテルでも影響が出始めているということです。

北海道 総合政策部 青山大介政策局長
「観光や航空など一部の分野でキャンセルなどの影響が出始めている。引き続き状況を注視し、必要な対策を検討していく」

中国政府が日本産水産物の輸入を事実上停止したことが19日、明らかになるなど、日本側への圧力を強めています。