小泉前大臣「増産」→鈴木大臣「需要に応じた生産」
そして、新たに就任した鈴木農水大臣の舵取りについて伺うと…
(稲垣さん)
「現場としては最初、小泉前大臣が増産と言っていったので、来年は増産していこうと決めたところに『需要に応じた生産』ということになって、今まで通りの生産に戻さなくてはいけない。現場はバタバタしている」
稲垣さんの田んぼでは、例年ならコメの収穫後に麦をまくところを、政府の増産要請を受けて、全体の5%の田んぼでは稲の連作に変更。そんな中での、鈴木大臣による方針転換の発表だったのです。

(稲垣さん)
Q.農政の方針転換については?
「代わった時期が時期なので、仕方がないのかなと思う。自分にとって響いたのは(鈴木大臣が)『5年・10年先を見据えた農政を考える』。すごく心強い」
稲垣さんは、今回は確かに振り回されはしたものの、未来の農業を考えた政策に、大いに期待したいと話しました。















