広島県内で養殖されているカキが大量死している問題をうけ、けさ、農林水産省の鈴木大臣が現地を視察しました。

視察に訪れたのは、広島県東広島市にある作業場です。カキをめぐっては、東広島市や呉市などの養殖業者から「8割から9割がへい死している」との連絡が相次いでいます。

鈴木大臣は被害状況を確認し、養殖関係者と意見交換しました。

鈴木憲和 農水大臣
「本当にほとんどのものが、へい死しているという状況。現場で確認させていただくと、本当に厳しい状況だということは、よく理解させていただいた」

県では、高水温と高塩分にさらされた結果、カキが生理障害を引き起こしたと推定されるとしています。