年末となり、お歳暮シーズンとなりました。百貨店はあの手この手でお歳暮商戦を展開しています。
“お歳暮離れ”深刻に

出水麻衣キャスター:
“お歳暮離れ”が深刻になっているようです。
ある調査によると、「お歳暮を毎年欠かさず贈っている」と答えた割合は、2000年前後までは50%前後で推移していました。しかし、2024年になると19%まで落ち込んだというのです。
(調査対象:20~69歳の男女 / 出典:博報堂生活総合研究所「生活定点」調査)
しかし、百貨店にとって「お歳暮」は年末商戦の中で大きな儲けとなるものです。そのため、あの手この手で「お歳暮商戦」に臨んでいます。
ギフトの“ついで買い”で松屋銀座が“自分用のお歳暮”商品販売

松屋銀座では、お歳暮を贈る際に「家用にも同じものを買おうかな」という、“ついで買い需要”の高まりを受け、“自分用のお歳暮”商品を販売しました。
【松屋銀座“自分へのお歳暮”】
「ご自宅配送限定商品」147アイテム
・お肉処 牛蔵「宮崎牛 お徳用 切落し(5400円)」
・「ボイルたらばがに脚(カット済 / 9720円)」など
岸谷蘭丸さん:
僕だったらイベント事として、絶対に買います。「美味しいもの食べられてハッピー」っていう感じでめっちゃ欲しいです。
井上貴博キャスター:
バレンタインでも自分用に買う人がいますよね。“自分用”という消費換気はあると思います。
出水キャスター:
特に年末は1年間頑張った自分へのご褒美ということで、お財布の紐が緩む方も多いと思います。そういったニーズもキャッチしているのかもしれません。

百貨店の狙いについて、経済評論家 加谷珪一さんは「若い世代を取り込みたい」「12月・1月は一年間を左右する大事な時期 勝負をかけたい」という熱い思いがあるのではないかと言います。














