桜島はきょう18日も断続的に噴火し、火口から南東方向の鹿屋市や垂水市などでも灰が降りました。

桜島は18日午後5時までに3回噴火し、このうち1回が爆発でした。

午前11時48分ごろの噴火では、噴煙が火口から1600メートルの高さまで上がりました。

噴煙は、火口から南東の垂水市や鹿屋市の方向へ流れ、鹿屋市では灰に見舞われ、車が灰を巻き上げながら走り、ボンネットやフロントガラスにも積もっていました。

(鹿屋市の住民)「降ったあとも舞う。雨が降ってくれないと」

(鹿屋市の住民)「出かけるのも犬にも影響がある。洗濯物も家の中に干している」

気象台によりますと、桜島で噴火や爆発が発生した場合、降灰は、あす19日未明までは、南東の垂水市や鹿屋市方向に、19日明け方から正午までは、東の鹿屋市輝北方向に予想されています。