宮城県内でもすでに新米が出回っていますが、コメの価格は依然高値で推移しています。仙台市内のスーパーでは5キロで5000円を超えるコメも並んでいます。コメの高値はいつまで続くのでしょうか?

仙台市若林区のスーパー「生鮮館むらぬし」。18日、県産の新米が5キロ税込みおよそ5000円で販売されていました。去年の今頃と比べ、1000円ほど高く新米を仕入れた9月下旬からもおよそ200円値上がりしているといいます。農水省によると11月9日までの1週間に全国のスーパーで販売されたコメの平均価格は5キロ当たり4316円。備蓄米が出回った夏場には一時的に下がったものの9月以降は再び値上がりし過去最高値を更新しました。

石垣綾香記者:
「コメの値上がりが続いている中、5キロのほかに2キロのコメも売れ始めているということです」

店では5キロより少ないサイズのコメも販売されていて、およそ2000円で購入できる2キロのコメの売れ行きが良いということです。

消費者:
「日本人だから主食はコメだからもう少し安くしてもらったらうれしい」
消費者:
「新米ができてコメが安くなると思ったらどんどん高くなっているからこれからどうなるんだろうと」
消費者:
「朝はパン食べたり夜はスパゲッティにしたり1日一回だけです、コメを食べるのは」

この店では、正月用として需要が高まる餅を買い求める客も増えていますが、その餅も去年より2割ほど値上がりしているということです。