大分市の小学校で県産ブランド魚「かぼすブリ」の解体実演と試食会が開かれ、子どもたちが海の幸の魅力を学びました。
この取り組みは、県産の魚をより身近に感じてもらおうと、県や漁協などによる運営委員会が企画しました。
大分市の神崎小学校では、全校児童32人が見守る中、解体実演が行われ、市場の担当者がおよそ4キロに成長したかぼすブリを出刃包丁で丁寧にさばいていきました。家庭で魚を調理する機会が減っていることから、間近で見るのは初めてという児童も多く、興味深そうに見学していました。

(児童)「結構さばくのとか早くてすごかった」「切り方とかがすごく勉強になりました。自分もできるようになりたい」
このあと、子どもたちは旬を迎え脂が乗ったかぼすブリを試食し、県内で最も多く養殖されているブリの魅力を感じていました。
(児童)「若干硬い感じがして、コリコリしておいしかった」「お醤油をつけてもカボスの風味がしっかりとくるのでとてもおいしかった」
主催者は、こうした取り組みを通じて地元の水産物に親しみを持ってほしいと話しています。














