初めて行った美容室で見えた将来の自分

村上さんは、人見知りな部分があった反面、明るく目立ちたがり屋の子どもだった。

村上広太さん
「学校の発表会とか人前に出るとなった時に、自分でこの役やりたいと率先して言っていた記憶がありますね」

野球少年だった村上さん。当時の夢はプロ野球選手だった。しかし、同世代のすごさを思い知らされ断念。

将来に漠然とした不安を感じていた頃、姉の紹介で行った青森市内の美容室。そこで自分の将来が見えた。

村上広太さん
「青森市内の美容室に中学1年か2年で初めて行った時に、待ってる時に店内を見るじゃないですか。フロアを見た時に、自分が美容師として働いている姿が見えた。自分の将来が想像できて、美容師に突き進もうと思った瞬間でしたね」

美容師になるため様々な専門学校を見学。そこで衝撃を受けたのが、東京の専門学校だった。