5分間のプレゼンのあとは質疑応答です。

実は、私もビブリオバトル経験者です。高校1年生の夏に東北大会に出場した経験があります。

(質疑応答)
「(坂本記者)この本のなかで、特に加藤さんが共感できる部分があったら教えてください」
「(加藤凜さん)はい、私が共感できる部分は、『いつも(周りから)浮いたらどうしようと考えてます』っていう言葉が印象的で・・・」

この本との出合いやビブリオバトルへの挑戦を通して、加藤さんのなかで「目立つことへの怖さ」に変化が生まれたといいます。

(加藤凜さん)
「最近だんだんと、『これはいけるな』『ここまでは目立ってもいいな』ってラインがどんどん上がってきた気がして。この本を読む前の自分よりかは目立てるようになってきたかなと思います」

一冊の本と出合いが自分と向き合うきっかけになり、少しずつ苦手を克服していった加藤さん。その経験を胸に加藤さんは23日、長崎県で開かれるビブリオバトルの全国大会に挑みます。