鹿児島県は17日、鹿屋市で回収された野鳥のヒドリガモから高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。

県によりますと、今月12日、鹿屋市白崎町で野鳥のヒドリガモが死んでいるのが見つかりました。

このため国立環境研究所で遺伝子検査をした結果、H5亜型高病原性インフルエンザウイルスが検出されました。

県は、ヒドリガモが回収された地点から半径10キロ圏内を17日から野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化しています。圏内には養鶏場が1つありますが、現時点で異常はないということです。

県内で今シーズン、野鳥の鳥インフルエンザが発生したのは、今回で6例目です。