サッカーJFL「ラインメール青森」は、ホーム最終戦に敗れJ昇格が消滅。それでも過去最多のサポーターに来シーズンにつながる熱いプレーを見せました。
残り2試合で2勝すれば昇格への望みがつながる「ラインメール青森」でしたが、ヴェルスパ大分を迎えたホーム最終戦は、気合が空回りしました。
前半13分にPKを献上し、先制点を許します。
J3昇格条件の観客数を大きく上回る過去最多の4000人近くが集まるなかで反撃に出たいラインメールは、前半終了間際に猛攻を仕掛けますが、得点につながりません。
エンドが変わった後半は、さらに苦境に陥ります。
攻撃の起点となるベッサと小堀が立て続けに退場。数的不利な状況で後半23分。サイドから崩され追加点を決められます。
ラインメール青森 遠藤元一 主将
「正直難しいなとは思いました。これだけ多くのサポーターが来ていただいた中で、『皆さんに何か伝わるようなプレーをしような』っていうふうになかで話しました」
2人を欠く中でも必死に食らいつき、最後まで戦い続けます。しかし…。その後もダメ押しの3点目を決められ、ホームで完敗。Jリーグ昇格は消滅しました。
ラインメール青森 原崎政人 監督
「申し訳ないっていう、それしかない。ここまで多くの方が応援、サポートしてくれたなかで、もっといい結果っていうのを届けたかったなと。今はそれ(その気持ち)しかないです」
セレモニーでは、今シーズンの感謝を口にしました。
ラインメール青森 遠藤元一 主将
「1年間、どんな時も、あつい応援をありがとうございました」
ラインメールは、声援を胸に再びJリーグ昇格への道を踏み出します。














