宮城県南三陸町の志津川湾で特産のマダコ漁が始まりました。今シーズンは資源管理のため去年より1か月遅いスタートとなりました。

南三陸町の魚市場では17日、志津川湾でのかご漁を終えた漁船が入港し、マダコを水揚げしました。アワビやウニなどを食べて育つ志津川湾のマダコは歯応えがあって甘みもあり「西の明石、東の志津川」と評されています。今シーズンは、資源確保のため、去年より1か月遅く漁が解禁されました。初日の水揚げは4973キロと去年よりも1075キロ少なくなっています。

JF志津川支所 高橋義明課長:
「大きなサイズのマダコは南三陸町の特産品なので沢山の水揚げになって欲しい」買受人:
「水揚げスタートの割には大きさ的に良いかと。海でとれる物がとれなくなってきているので、マダコ漁が来年の3月まで長く続いてくれれば」

入札では、1キロ平均2070円と去年より484円高く取り引きされました。南三陸町のマダコ漁は来年3月まで続く予定です。














