「1匹のうなぎから2食分を」
(松本道弥アナウンサー)
「立派ですね。これが”艶鰻”ですか。大きくて身が分厚い」
メスはオスに比べてサイズが大きく、脂のりが良いのが特徴。一色町では、去年8月から地元産のメスうなぎを「艶鰻(えんまん)」というブランドで売り出しています。
(田中組合長)
「平均すれば250グラムくらいで出荷する。シラスウナギの資源が枯渇してきて、1匹のうなぎから2食分のうなぎを作ろうと。太くなれば2人前取れる」

一方、うなぎを巡ってはこんな懸念が…
(田中組合長)
「ワシントン条約に上提されて可決されると、うなぎの輸出入に関して規制がかかる」
野生動物の国際的な取引を規制する「ワシントン条約」。EUはことし6月、日本国内で多く消費される「ニホンウナギ」を含むすべての種類のうなぎを規制対象に加えるよう提案したのです。そして、11月24日から締約国会議がスタート。3分の2以上の国が賛成すると、将来うなぎの輸出入は許可制になり、市場での価格上昇などが懸念されます。















