北海道東部の釧路町に、町内で4か所目となる津波避難タワーが完成しました。

テープカットならぬ昆布カットが行われた新しい津波避難タワー。

町内で4か所目となる「緑公園(みどりこうえん)避難タワー」は。3階建てで約290人を収容できます。

壁には太陽光パネルが取り付けられ、冬季の避難に備えて暖房を完備しました。

入口は普段、施錠されていますが、震度5弱以上の揺れを感知したり防災無線を放送したりすると、かぎが自動で開く仕組みになっています。

近くを流れる釧路川は最大で高さ5メートルの津波が遡上すると想定されていて、町は訓練や研修を行い新しいタワーを活用した迅速な避難につなげたい考えです。