自民党衆院富山1区の田畑裕明衆議院議員の幽霊党員問題が発覚してから11月15日で1年、家族を無断で党員にされた男性は「1年経っても謝罪がない」と不信感を募らせています。また、自民党富山県連が県民900人以上に行ったアンケートでは田畑議員への不満や怒りの声が意見の半数を占めました。問題の余波と影響を取材した特集の第2弾です。
問題発覚から1年「謝罪がない」募る不信感
父親が党員にされていた男性
「私の中では釈然としない1年だったっていうのがありますね。何の謝罪もなかったっていうのが、率直なところで。終わりがなかったっていうか。節目がなかったというか」

こう話すのは、富山市に住む50代の男性です。2017年、田畑裕明衆議院議員の事務所の紹介で父親が無断で自民党員に登録されました。さらに、実在しない家族4人も党員登録されていました。
1年前…。
チューリップテレビ「N6」
「自民党の田畑裕明衆議院議員に架空党員の登録に関与した新たな疑いが浮上です」

チューリップテレビのインタビューに応じていた男性。当時の自民党総裁選で男性の自宅には「よういち」「みき」「りえ」「みわ」という実在しない家族宛ての投票用紙が届いていました。
父親が党員にされていた男性
「大問題ですよねこれは。名前が違うものを送りつけて、すぐばれますよね。こういうことは。子どもでも分かるようなことを議員さんが、国会議員がやられてるって聞くとちょっとびっくりですね」















