ライフラインにも影響…クマと列車の衝突での対策は?
日比キャスター:
ライフラインにも影響するクマの被害は、非常に悩ましいところがあります。

【JR東日本管内の列車とクマの衝突による運休・遅延件数】
2023年度:51件
2024年度:11件
2025年度(10月末まで):71件

JR東日本秋田支社管内では、クマとの衝突が11月11日時点で50件起きています。それを受け、様々な対策がされています。
▼2023年度以降、毎年7~8月頃にクマが嫌う「カプサイシン」などを散布
効果は約3か月と、冬眠前のクマの対策としては効果的とみられています。
▼保線作業員
クマ除けの鈴やスプレーなどを持参しています。
▼クマと衝突した場合
乗客・乗員の安全のため、猟友会に協力を要請するなどしているということです。
クマとの衝突の場合、状況が落ち着くまでに非常に時間がかかり、かなりの遅延になることもあります。














