その後も住民と事業者の交渉は続きました。
しかし、10月27日、3回目の住民説明会で、事業者が計画を白紙撤回しました。
インカルシ再エネを考える会 角館正勝 代表
「一番最後の方で『住民が反対なので、撤退を決定します』と、社長本人の口から話をした」
事業者に撤退理由を尋ねましたが、回答期限の2週間を過ぎても回答は得られませんでした。
住民らによると「住民の理解が得られず、不安を払拭できなかった」ことが理由だといいます。
しかし、住民の表情は晴れません。
インカルシ再エネを考える会 角館正勝 代表
「これは喜んでいいのかと複雑な感じだった。その後に別の事業者が入ってくる可能性がある。いくつも。次の事業者が必ず誠実な事業者とは限らない」
今回の事業者は、開催義務のない説明会を3回開き、住民の反対を受けて撤退した。














