なぜ、こうしたトラブルが全国で相次ぐのか。専門家は制度の構造的な問題を指摘します。
環境エネルギー政策研究所 山下紀明 主任研究員
「根本的には、日本の土地利用とか、土地開発という制度が、開発しやすいものになっている。日本の自然保護の制度というのは、非常に弱くなっている。」
再生可能エネルギーの導入が優先される一方で、地域の自然や景観を守るためのルール作りが追いついていません。遠軽町のトラブルは、その「規制の空白」を浮き彫りにしたケースでした。

環境エネルギー政策研究所 山下紀明 主任研究員
「『自然の価値』と、『経済的価値』にズレがある。そういう場所が今、狙われている」














