寒くなり「肩こり」に悩んでいる方も多いのでは?
原因は、意外なところにありました。
シドニー・アテネ・北京五輪で水泳のチームドクターを務めた、体幹深部筋研究の第一人者、金岡恒治教授に肩こりのメカニズムと改善法を教わります。

肩こり改善のカギは“首のインナーマッスル”

肩こりの原因として最近注目されているのが、首のインナーマッスルである「頸長筋(けいちょうきん)」。
首の骨の前にある厚さ数ミリの筋肉で、首の骨を支え動きを滑らかにしています。
首のインナーマッスルのうち一番骨に近い所にあり、首の骨の安定に特に重要な役割を担っています。

早稲田大学スポーツ科学学術院 金岡恒治教授:
骨に張り付いてるようなところにあって外からは触れないんですけど、これがきちんと働くことで首が良い動きをできるようになるんです。