長野市の青木島遊園地の廃止問題に関連し長野市の荻原市長は、公園の設置や運営に際しての合意形成を今後慎重に行っていく必要があるとの考えを示しました。
長野市が2023年3月の廃止を決めた青木島遊園地を巡っては小学校や保育園に隣接していることもあり、住民からは子どもが遊ぶ際などの騒音を訴える声が上がっていました。


子育て支援を施策の柱に掲げている荻原市長。
定例会見では廃止は区長会の要望を受けた「苦しい判断」と改めて説明しました。
また、青木島遊園地の設置や廃止に際し、十分な説明がなかったとの意見が住民から出ていることを踏まえ、今後は慎重に合意形成を行う必要があるとの認識を示しました。
「一人一人の受け止めに耳を傾けるのも行政の責任だが公園や遊園地のありかたにはいろんな人たちの声を受け止める必要があると痛切に感じている」
このほか荻原市長は、現地に出向いて区長会から直接遊園地の廃止を要望するに至った経緯などを聞き取りたいと述べました。