横浜出身の島倉さん。最初に始めたスポーツは空手でした。小学生の全日本大会で優勝したのち、陸上競技と出会ったのは、中学1年生の時。

(島倉杏奈さん)「部活動体験で、高校3年生の先輩の走りを見て、私もあんなふうに走りたい、陸上部に入ろうと思った。
陸上は厳しい世界。苦しい、やめたいと思う時もあったが、結果がはっきり見えるところが好き」

大学は、母のふるさとでもある鹿児島の学校を選びました。

去年の全国障害者スポーツ大会で200mで優勝するなど、実績を残してきた島倉さん。デフリンピックではリレーに挑みます。

(島倉杏奈さん)「1人で走るときは終わって1人で退場するが、リレーの時はゴールした後にみんなで喜びを分かち合うことができるのが魅力」