尾道市で特産の干し柿づくりが最盛期を迎えています。
日当たりのいい斜面にオレンジ色の柿がカーテンのように並んでいます。尾道市御調町菅野地区の「尾道柿園」で干し柿作りが盛んに行われています。
菅野地区は標高約300メートルにあり、干し柿に影響を与えてしまう霧が発生しにくく、日当たりや風通しが良いことから干し柿作りに適した集落です。
地区で収穫した西条柿の皮をむいたあと20個をひもで結び干し場に吊します。屋外で2週間、屋内で2週間干すと渋みが抜けた上品な甘さの干し柿が出来上がります。

今年は暖かい日が続いたので例年より1週間遅く、10月27日に干し柿作りを始めたそうです。
尾道柿園 宗八重子代表
「とても甘くておいしい干し柿なので、ぜひみなさんにたくさん食べてもらいたい」
干し柿は柿園のホームページで予約を受け付けていて来月に入り出荷を始めます。そのほか尾道柿園や道の駅でも販売されます。














