きょう、茨城県で大規模災害訓練が行われ、参加した消防隊員らは、県内で大雨災害と大地震が続けて発生した際の対応を確認しました。

きょう、茨城県ひたちなか市などで大規模災害訓練が行われ、1都10県(福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・長野・静岡)から消防隊員や警察官、自衛隊員などおよそ1000人が参加しました。

訓練は、茨城県内で大雨による川の氾濫や土砂災害が起こったあと、茨城県沖を震源とする震度6強の地震が発生したことを想定して行われました。

ひたちなか市内の広場には救助用のヘリコプターが出動し、倒壊したビルからけが人を救助したり、遺体の検視活動の手順を確認したりしました。

この大規模訓練は各都県の消防や警察、自衛隊などとの連携強化を目的としていて、来年は栃木県で開催される予定です。