11月4日、青森県の「西目屋村役場」の玄関にあるセンサー式の自動ドアからクマが入ったことを受けて、村役場はスイッチを押してドアが開くタイプに変更する対策を取りました。

11月4日、西目屋村役場の正面玄関から体長約50cmの子グマが侵入しました。クマは自動ドアから入ったあと、数回ぶつかりながら外に走り去りました。

村上怜生 記者
「西目屋村役場では、クマの侵入を受け、2枚目の自動ドアをプッシュ式に変えました」

村役場の正面玄関にある自動ドアは、2つともセンサー式でクマに反応して開いたということです。

このため、村役場は3日後の11月7日、スイッチを押してドアが開くタイプに変更しました。

西目屋村役場 山内啓太さん
「西目屋村そのものが山里ということで、クマの出没が大変多いところ。村全体、村民の安全を考えながら取り組んでいきたい」

村によりますとドアのタイプを変更する費用として、約10万円かかったと説明しています。